ストレスを解消しましょう。
悩み、苦しみ、心を痛める、壊れる。色々な原因はあるけれど、やはり、そのきっかけになるのは、ストレスでしょう。
ストレスを解消することが大切です。
ストレスの定義って
『刺激が加えられたときに生体の歪み』
ということで、生体の歪みなので各個人の性格や能力、環境によって実に様々です。
ある出来事がストレスになるかどうか、また、どの程度のストレスになるのかは、人によって違います。
例えば、Aさんにとっては全然気にならないのに、
Bさんにとってはすごく気になり食欲がなくなったり、寝れなくなったりとね。
ただ、どんな人にも程度こそ違えストレスはあります。
だからまず、自分がストレスをためやすい性格か、どんなストレスが大きく影響するか知ることが大切です。
これについては、会社などで行われるストレスチェックや、ネットで調べるとストレスチェック表がたくさん出てきます。
それらをうまく使って調べてみましょう。
ここでは、私がやっている心をリラックスさせてストレスを解消するための方法をお伝えしていきます。
やってみようかなと思ったらやってみてください。
心をリラックスさせる具体的な方法には
「漸進的筋弛緩法」「ベンソンのリラクゼーション法」「調息法」「自律訓練法」「ヨガ」「座禅」などあります。
具体的な方法については、ここでは、割愛させていただきます。
興味を持った方は、調べてみてください。
これらの方法にすべて共通しているのは、
1,呼吸を整える。2,余分な力を抜く。3,瞑想する。
ということです。
①『呼吸を整える』
椅子に座る、胡坐を組むなど楽な姿勢を取り背筋を伸ばします。
頭を前後に軽く5回振ります(首の悪い人はしなくてもいいです)。
頭を後ろに倒しながら、ゆっくりと4~7秒かけて鼻から息を吸います。
頭を倒したまま新鮮な空気が体の隅々まで行き渡っていくイメージをして、5秒程息を止めます。
頭を前に倒しながら、口から4~7秒かけて息を吐きます。
この時体の中の悪いものがすべて外に出ていくイメージをします。
これを数回繰り返します。
②『余分な力を抜く』
仰向けに寝てやったほうがいいけど、
椅子を使うのであれば深く腰掛けてだらんと楽な姿勢をとってください。
寝てやる場合は、肩幅に足を開いて、手のひらを上にして、30度ぐらいに腕を広げ寝ます。
どちらも静かに目を閉じて、呼吸は自然にして、
手足の先・頭のてっぺんから体の中心に向かって
“力が抜けていく力が抜けていく”と心の中で唱えつつ、全身の毛穴から力が抜けていく出ていくことをイメージして、
時間の許す限り行います。
戻るときは、反対に体の中心から手足の先・頭のてっぺんへと
“力が戻ってくる力が戻ってくる”と心の中で唱えながら力が戻ってくることをイメージします。
そして、静かに目を開け体を起こします。
一日一回でいいですよ。
そのまま寝ちゃってもいいですよ。
ただ、しなければいけないことがあるときは注意してください。
③『瞑想する』
結跏趺坐、半跏趺坐、胡坐、正座、椅子に座るどれかを選び、
背筋を伸ばし、
余分な力を抜き、
静かに目を閉じ、
ゆっくりと呼吸します。
ここで大事なことは、
背筋を伸ばすことと深い呼吸。
そして、無になろうと何も考えないようにと意識しないことです。
頭に浮かぶ雑念は、どんどん出して流すことです。
次から次へと湧いてきます。
だから何も考えずどんどん流しましょう。
それを続けていくと、頭の中が空っぽになるときがあります。
その状態が続けば、いうことないですね。
まとめ
ストレスを感じているときは、自律神経が働いて緊張状態になっているので、
体に余分な力がかかり呼吸が浅くなっています。(これを緊張呼吸といいます)
一番いい例が、試合前、試験前、プレゼン前、など
“頭が真っ白になる”
“心臓がバクバクする”“汗が止まらない”
という状態です。
これがずっと続くと色々な症状が表れます。
これを何とかしたいとき 普段から意識することは呼吸です。
腹式呼吸を用い、ゆっくり息を吸いゆっくり吐く。
常にこの呼吸を心がけましょう。
時々大きく深呼吸をするのもいいですね。(ラジオ体操の最後に行う深呼吸の動作がいいですよ)