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心と体をリラックスさせる2

今回は、肉体をリラックスさせましょう。

 

ストレスが溜まっているということは、体が常に交感神経が優位に働いていて緊張状態にあるということです。

 

人間の体は、基本、自律神経系によってコントロールされており

自律神経系には、皆さん知っている交感神経と副交感神経があります。

 

この神経を状況に合わせて切り替えていくことで、体を維持しています。

 

大きく分けて活動中は交感神経優位、休息中は、副交感神経優位になっています。

 

交感神経優位で常に緊張状態が続くと、例えば、

 

「疲れが取れない」

「夜寝られない」

「首・肩がこる」

「やる気が出ない何もする気が起きない」

「呼吸が浅くなり時には動悸がする」

「異常に汗をかく」

 

など色々な影響が出てきます。

 

だからまず、交感神経優位から副交感神経優位へとスムーズに切り換えが行えるように行えるようにすることが大切です。

 

その方法を5つ提示します。

よろしくお願いします。

 

①『生活環境を整える』

 

自分がリラックスして安心できる生活空間を作りましょう。

 

例えば、

 

好きなものを置く。

 

植物を置く。

 

ペットを飼う。

 

整理整頓する。

 

照明を変える。

 

アロマを利用する。

 

など自分に合った安心できる空間にしましょう。

 

 

②『公私混同しない。境界線をしっかり作る。』

 

 仕事とプライベート、他人と自分(夫婦間においても)、地域活動と自分の生活など、境界線を引き割り切ることです。

 

成功されている企業の社長さんの中には、仕事は当然しっかりやりますが、

 

休みの時も仕事のことを忘れて、しっかり休みを楽しんでる人が多いといいます。

 

とにかく引きずらないことです。

 

仕事が終わったら

 

“今日一日頑張った。終わり終わり終わりよければすべてよし”

 

と自分に言い聞かせてもいいですね。

 

“用事が済んだから、さあ、今から好きなことをしよう”

 

という具合に境界線を引き公私混同しないようにしましょう。

 

③『体の緊張を取る』

 

これは、別の言い方をすれば、体の筋肉をほぐして肉体を休ませることです。

 

その方法は人それぞれ。

 

自分に合った、また、好きな方法で行えばいいですよ。

 

散歩、ジョギング、マッサージ、ヨガ、ストレッチ、サウナ、ジム、など

 

自分に合った自分の好きなことをやればいいですよ。

 

 

④『没頭できる趣味を作る』

 

 好きなことをやっていると、いつの間にか時間がたっていて

 

“ビックリした”

 

という経験をしたことはないですか❓

 

この時、余計なことは忘れていることが多いんですよ。

 

そして、この時自然に切り換えができているんです。

 

だから、自分が没頭できる趣味を作ることは大切なことです。

 

好きなことをやっているときは、脳から快楽物質の

 

“セラトニンやドーパミン”がバンバン出ますからね。

 

これが嫌なことを忘れさせてくれるんですよ。

 

⑤『寝る』

 

寝ると寝ている間に肉体と脳を整えてくれます。

 

リセットしてくれるんですね。

 

嫌なことがあったり辛いことがあったら寝ることも一つの方法です。

 

よりよく寝るには、寝る約2時間前に38℃〜40℃の風呂にゆっくりと入ることです。

 

あくびが出ると副交感神経優位になってきた証拠なので一つの目安になると思います。

 

風呂から出たら

 

「しばらく体の力を抜き、何も考えずボーッとして、ゆっくりと呼吸をして、」体のほてりが治まるまで待ちましょう。

 

段々と眠くなってくると思います。

 

ただ、ここでしてはいけないことは、

 

 

寝る前の飲酒やスマホを見る、明日の仕事・予定のチェックです。

 

 

せっかく副交感神経優位になって寝やすくなっているのを妨げるからです。

 

 

まとめ

 

今回は、体のほうを取り上げましたが、

 

心と体はセットになっているのでどちらか一方に偏るのではなく、

 

両方を上手く組み合わせていくことが大切です。

 

 

毎日心掛けることは、呼吸と気持ちの切り換えです。

 

いい意味での開き直りと割り切りです。

 

肉体のリラックスの方は、わずかな時間で、できる方法が沢山あるので本やネットなどで調べて自分にできそうなことをやりましょう。